キャブレターに点滴ボトル型のサブタンクを取り付けてエンジンをかけてみた。ボ、ボ、ボンとエンジンがかかりそう。でも、エンジンをかけるとマフラーからシューという大きな音がしてすぐエンストする。どうやらマフラーが詰まっていて、水抜きの小さな穴からのみ排気しているみたい。マフラー内圧が高くなって排気不良でエンストすると判断。マフラーの穴を見るとちょっと泥がついてる。エアスプレーノズルをマフラー排気口につっこんでプシューとしたらたくさん土埃が噴出した。これは土蜂に間違いない。洗浄が必要。
とりあえずマフラー取り外し。
洗浄はパイプ洗浄剤を使う。洗浄剤が流れ出ないよう、マフラー排気口を塞ぐために草刈り機エンジンのプライマリーポンプを突っ込んだ。ちょうど良いサイズだ。
ペットボトルの蓋でしっかり押さえつけてビニールテープで固定。
パイプユニッシュ800mlを流し込む。
マフラーいっぱいになるまで水を追加して一晩放置。朝になった。
マフラーをシャカシャカしてからマフラーに水を流し込んでパイプ洗浄剤を流しとる。最初は煤びた黒い水が出てくるけれど暫くしてから透明に。ただしパイプ洗浄剤の泡が切れない。30分以上水を入れて、排出してって動作をひたすら繰り返す。マフラーの内部構造的に、簡単には内部全体を洗い流すことはできない。泡がやっと出なくなってからちょっと乾燥。
ちょっとやそっと日に当てても内部の水は抜けないから、バイクに装着して排気圧で水抜きすることにした。
ねらい通りで、マフラーの水抜き穴から水がスプレー状になって押し出されてきた。考えてみればマフラー内部の水は水抜き穴に流れるように設計してあるはず。10分程度のアイドリングし水がほとんどで無くなって、マフラーが十分に熱くなってから放置。これで内部も乾燥するはず。
いずれにせよ、洗浄によりマフラー内部詰まりは解消した。これでエンジンが動き出す。
この水抜き穴からのスプレー状の水噴射は1週間後位まで続いた。暫くエンジンをかけないでおくと、マフラー内の水がこの穴の所に集まってくるみたい。その状態でエンジンをかけてると水が噴射されてくる。
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