タンクまわり

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タンクはなかなか手ごわい。まずキャップが固くて開かない。ゴムが固くなっているのに加えてキャップ全体が錆びついている。

まずはキャップの分解洗浄から。

鍵を回せばレバーが摺動する仕組みになっている。この機構は摺動部に摩擦が多いととっても固くなる。

分解して摺動部をブラシで掃除した。

再組立て。見た感じいい状態になった。タンクに装着して何とかキャップが回るようになった。実際にガソリンがつけばスムーズに動くようになると思う。

燃料コックの分解洗浄。

コック部分をパネルで押し付けて固定する仕組み。

パネルとコック部の間に金属製のリングが入る。これによって摩擦を低減しているようだ。

コック部を外すと錆が粉状になって出てきた。つまり、タンク内のコック回りはかなり錆びていることを示唆している。

実際コックのタンク内部に露出するパッキン部分には錆カスが塊になっている。

パッキンを外す。これは新品に交換する。

内部を覗くとやっぱり錆がすごい。

タンク前方両サイドの飾りを外す。

タンクには飾りを固定するゴムが装着されている。

コック部分の分解洗浄。

コックレバーはOリングでコックに密着される。

コック内のゴムパッキン。

タンク錆取り剤、花咲かGを使うため、燃料コック穴を塞ぐ。ゴム板を木の板で抑える。ネジが板に食い込まないように、シーチキンの蓋でカバーする。

見た目は蓋ができたようにみえる。水を満タンに入れて漏れがないか一晩様子を見てみる。

漏れはあったけれども僅か。木が濡れて膨張することで漏れが止まったのかも(木桶の原理)。花咲かG投入。タンク容量は8.8L。500mlの花咲かGで16倍希釈。花咲かG投入前に洗剤で内部洗浄を実施。

花咲かG投入。給湯器の温度設定46度のお湯でバケツ希釈しタンクへ投入。泡がたくさん出て満タン投入に時間を要した。

洗浄後のリンス用にウイスキーボトルに小分けしておく。花咲かGは半分残った。欲しい人が居たら差し上げたい(当分自分は使うことはないだろうから)。

28時間経過。

排水。覗いてみると結構錆が落ちている。

タンク奥(コック穴の周りの一番錆びているところ)にはまだ錆が残っている。特に溶接部分。凸凹しているので錆も残りやすい。この部分をブラシでこするのは効果的だと判明。配水パイプ洗浄用ブラシでは弱々しいので木の棒に結束バンドでブラシを固定して簡易洗浄ブラシを製作。

ゴシゴシすると掃除感が増してGOOD。

汚れを洗い流してから取っておいたリンス用の液を入れてタンクをシェイク。排出してから乾燥。直射日光をタンクに当てる。

コックの組み立て。パッキンとOリングは新品をオーダーした。

このまま蓋をすると蓋が回らなかった。ゴムに接したバルブを回そうと考えることがそもそも無理。グリスを塗っても結局はガソリンで流されてしまうし、変なものがキャブレターに入るも嬉しくないのでガソリンをゴム部分にかけてから蓋をした。なんとか回りそう。

リングを入れてから蓋になるパネルをネジ固定する。

バルブをタンクに固定する際のパッキンを装着。

バルブを固定して作業完了(のはずだった)。

実はこの状態ではガスケットがちゃんと密封できなくてガソリンが染み出てきた。何度かパッキンを組み直したけれど改善せず。しょうがないので洗浄時につかったゴム板を使って締め直した。紐状のパッキンよりも座布団パッキンの方が隙間に強いと判断。

期待通り一晩おいてもガソリン漏れなし。余分な部分をハサミで切り落としして完成。

タンクをフレームに固定する。プレートをセットし、ゴムシートを乗せる。

タンクをセットする。

ネジ締めして完了。

純正の燃料ホースは随分長いのでカットしてキャブレターに接続。

タンクにガソリンを入れてタンク漏れ、バルブ漏れ、キャブレターのオーバーフローが無い事を確認。

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