ご近所で長いこと乗られずに放置されていたセロー225W 4JG1、譲っていただきました。
最大の魅力は走行距離がたったの1,955Kmだってこと。距離的には新車レベル。
しかしキャブレターまわりは結構いかれてる。インシュレータはひどくひび割れている。
チェーンは錆びついている。まるで錆の数珠。
フロントキャリパーもねじ周りに錆がでている。フロントブレーキレバーを握ってもブレーキ感触がなくてスカスカ状態。当然ブレーキは効かない。
リアキャリパー周りも錆がでている。ホイール軸のカラーにも錆がでている。ブレーキレバーを踏んでもブレーキ感覚がなくてスカスカ。こちらも全く効かない。ただ、幸いなことにフロント、リアともにブレーキがディスクに固着していなかった。
燃料タンクの口周りに錆がでている。この影響でキャップにも錆がついてる。多分タンクの底はえらいことになっているだろう。
リアマスターシリンダのユニオンボルトに錆がでている。
フロントマスターシリンダーまわりはちょっとひどい。リザーバーの塗装が剥げてしまっている。蓋のねじも錆びついている。リザーバータンクの中がどんなことになっているかとっても不安。
左右のミラー軸は錆がでている。スイッチ類のプラスチックも劣化が進んでる。
シートはボロボロ状態。ウレタン自体がかなり劣化しているが崩壊はしていないのが救い。
さあ、どうするか・・・
まずはキャブレター・クリーニングから初めて、エンジンがかかるところまで持っていくことにする。エンジンがかかった後にブレーキ周りの作業にはいる。
サービスマニュアルで、分解時には交換する設定になっている部品は交換する前提で考えたいけれど、それ以外の部品については基本的には使える部品はそのまま使いたい。
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